ギャンブルと聞いてまず思いつくのは、ラスベガスのネオン街やカルト的な人気を誇るカジノ、
一流のエンタメプログラムやコンサートを開催しているカジノなどでしょう。しかし超一流のカジ
ノは世界中に存在し、中には長い歴史や数々の興味深い逸話が語られているような施設もあ
ります。ギャンブルは昨日今日始まったものではなく、古代ローマの時代から存在し、くじ引き
などは数世紀に渡って国家の予算確保の手段として機能してきたのです。
ゲーム、ギャンブルのスタイル、空間や雰囲気はカジノによって異なっており、それぞれの国で
独自のギャンブル文化や伝統が育まれてきました。世界の伝統は時と共に変化してきました
が、建築、インテリア、伝説、逸話、家具などは、どのカジノにも昔から受け継がれてきたもの
があります。

オーストラリア:ポーキーがたくさん

高速道路を運転している間に「3マイル先、ポーキーあり」という看板を度々見かけても驚いて
はいけません。観光客ですと、これを見て混乱してしまうかもしれませんが、これはスロットマ
シンが何台も設置された娯楽アーケード施設のことを指しています。ポーキーとはオーストラリ
アでよく使われるポーカーマシンの略語で、現地では特に人気が高く、ほぼ全てのバーに設置
されているほどです。
オーストラリアのギャンブル文化についてもうひとつ重要なことは、オーストラリア人は積極的
にギャンブルを楽しんでいるということです。ABCニュースが行った調査によると、同国在住者
の少なくとも70%が年に1度はギャンブルを嗜んでいるそうです。内容としては、テーブルゲーム
、スロット、電子ゲーム、オンラインギャンブルをはじめ様々なギャンブルが普及しています。

日本:パチンコ店への情熱

日本のギャンブル産業はアメリカやイギリスほど発展しておらず、ゲームの種類も少ないので
すが、非常に高い人気を誇っているゲームが一つだけあります。それはパチンコです。日本の
ギャンブルゲームの中でも、日本人のプレイヤーが最もよく遊んでいるのがパチンコです。で
は、パチンコとは正確にはどんなゲームなのでしょうか?パチンコとは多数の玉を使うピンボ
ールタイプのゲームで、プレイヤーはできるだけ多くの玉を稼いで商品と交換することを目的
にプレイしています。パチンコは1920年代には各地の祭りでプレイされており、当初は子どもた
ちに人気でした。現在では、高齢者にも好まれるゲームとなっています。パチンコ業界の年間
収益が自動車産業のそれを上回っているのは非常に興味深いデータです。

アメリカ:カジノの本場

通常、人々がカジノと聞いてまず思い浮かべるのはアメリカ、より正確に言えば数十年に渡っ
てギャンブル産業の本場とみなされてきたラスベガスでしょう。シーザーズ・パレスや伝説的な
ベラージオといった世界的に有名なカジノがあることで既に有名だったラスベガスは、1930年
代にサイコロの街としての地位を確立させました。
アメリカで特に人気のギャンブルゲームはスロット、次いでルーレットとブラックジャックである
ことは広く知られています。また、全米各地のカジノの経営者の大半がネイティブアメリカンの
部族の出身者で、彼らはそこから得た利益でコミュニティの学校や社会事業を金銭的に支援
しているというのは興味深いところです。

スペイン:ロトに夢中

世界中どんな国にも公的機関が運営するロト(宝くじ)があり、その大半は週毎に行われてい
ます。しかしスペインのロトは世界の他の国とは異なります。なぜでしょうか?スペインでは毎
年クリスマスの前に「エル・ゴルド」というゲームがプレイされており、その賞金総額は22億ユー
ロです。当選者の大半が400万ユーロを獲得することができるのですが、その数は合計でなん
と1万4,000人以上に上ります。

ナイジェリア:スポーツベッティングへの熱狂

世界中でサッカーがいかに人気のあるスポーツであるかは誰もがよく知っていることであり、
特にサッカーの試合でのベッティングは大人気です。ナイジェリアの若者は年間7,300億ナイラ
をベッティングに費やしています。これは1億9,000万人の人口の約3分の1にあたる6,000万人
が、1日あたり3,000ナイラを費やしているという計算になります。